#55 Abbot Kinney Artisan Gelato(アボットキニーアルチザンジェラート)つづき

アボットキニーアルチザンジェラートのフレッシュミルク、ソルティー・ロック・キャラメル、抹茶マスカルポーネ
左から、抹茶マスカルポーネ、フレッシュミルク、ソルティー・ロック・キャラメル

アボットキニーアルチザンジェラートは、個性的でお洒落な店が並ぶ南カリフォルニア・アボット・キニ―通りに象徴される、職人的なこだわりと南カリフォルニアの自由な精神がコンセプトだ。
伝統的な少量生産を守りつつも、既成概念に囚われない発想でジェラートの新たな領域を開拓する。そんな想いが込められている。

前回の記事に続き、今回はフレッシュミルクソルティー・ロック・キャラメル抹茶マスカルポーネを食べてみよう。

アボットキニーアルチザンジェラートのフレッシュミルク
スプーンで練ったフレッシュミルク

フレッシュミルク

甘さ控えめで、その分ミルクの優しい風味が際立つ。
熱処理されていない新鮮な生乳を店内で1度だけ低温殺菌して作っているというだけあって、とても鮮度が高い
ほとばしるような瑞々しさがあり、その後から追いかけてくるミルクの甘いコクがたまらない。

カップアイスをスプーンで練る方法

カップアイスを練って食べよう

自宅冷凍庫で保存したカップアイスでも練ってから食べると風味と美味しさが格段アップする

カップアイスの練り方
1. 冷凍庫から出して5分ほど置く
2. スプーンで真ん中部分を削るように練る。
3. 外側の柔らかくなった所を中央に向かってすくいながら練り込む
4. 中央部分と混ぜ合わせる。
5. 上部1/3ほどを練ったら後は食べながら練り進めていく。

アボットキニーアルチザンジェラートのソルティー・ロック・キャラメル
スプーンで練ったソルティー・ロック・キャラメル

ソルティー・ロック・キャラメル

こちらは塩キャラメルジェラートにアーモンド入りのザクザクとしたトフィーを混ぜたもの
ひとくち食べて、口の中全体に広がるキャラメルならではのほろ苦い甘さが最高!
塩が入っていることで甘さがキュッと際立ち、キャラメルの風味を上げてくれる。
そしてキャラメルとベストマッチのアーモンドの香ばしさがいいアクセントになってとても美味しい。

アボットキニーアルチザンジェラートの抹茶マスカルポーネ
抹茶マスカルポーネ

抹茶マスカルポーネ

まろやかなマスカルポーネの風味が効いて苦味にマイルドさが加わった抹茶ジェラート
抹茶とミルクの組み合わせでは表現できないマスカルポーネチーズのほのかな酸味が、あっさりとしたコクを生み出している。
強めな抹茶の苦味に、まあるいまろやかさと爽やかな酸味も混ざった複数の味覚のハーモニーが絶品だ

アボットキニーアルチザンジェラートのフレッシュミルク、ソルティー・ロック・キャラメル、抹茶マスカルポーネ

美味しさを支えるミルクの新鮮さ

今回フレッシュミルクを食べてみてその瑞々しさに驚くとともに、この絶品ミルクがアボットキニーアルチザンジェラートの基礎になっているのかと感嘆した。
これがベースになっているから、どのフレーバーも風味やコクをしっかり感じつつも爽やかで強すぎない程よい距離感を感じるのだ

それと食材の組み合わせのセンスの良さも忘れてはいけない。
前回同様、今回も塩キャラメルにトフィーを混ぜたり、抹茶にマスカルポーネを合わせたりと、そのオシャレなひとひねりが新しい美味しさを教えてくれる
アボットキニー通りに根付くアーティスティックなこだわりと、南カリフォルニアの自由な風土を感じた。

お店の公式instagramを見ると、アボカドを使ったヴィーガンチョコバナナや、過去にはカプレーゼジェラートヴィシソワーズジェラートなど独創的なフレーバーにもチャレンジしていて興味津々だ。
内装もアボットキニー通り近郊のベニスビーチの海の家をイメージしているという。
次回は是非お店でその世界観に浸かりながら食べてみたい。

Abbot Kinney Artisan Gelato

住所
東京都渋谷区幡ヶ谷2-5-3
お問い合わせ
03-6276-6750
アクセス
京王電鉄京王線 幡ヶ谷駅 徒歩3分(132m)
営業時間
平日 14:00~22:00
土日祝 12:00~22:00
(2階席のご利用は21:30まで)
定休日
水曜
webサイト
http://abbot-kinney-gelato.jp
オンラインショップ
https://www.rakuten.co.jp/abbotkinney/
Instagram
https://www.instagram.com/abbotkinney_gelato/
アボットキニーアルチザンジェラートのジェラート