
(GELATERIA SANTiの紹介記事はこちら)
見れば豆乳を使ったアイスらしい。ふーん、今度買ってみようかな。などと思い家に帰ってから調べてみると、大変な人気でネットショップでは3ヶ月待ちと書いてあるではないか!なに〜っ!
MOONは日本人の旦那さんとポーランド人の奥さんが運営するアイスショップで、9月に日本で働く外国人を紹介するテレビ番組【ウチの子、ニッポンで元気ですか?世界の家族へ日本で頑張る我が子の奮闘をお届け!】で奥さんが紹介されたため一気に注目されたようだ。
ヤバい。私が見たときはたくさんあったけど、もしかしたらすぐに売り切れてしまうのではないか。とりあえず誰にも言わないでおいて、近日中にゲットしてこなくては!
というわけで急いで再訪して購入したMOONの豆乳アイス全5種類を買ってきた。
現在ではネットショップでの3ヶ月待ちは解消されている。テレビの力もすごいし、3ヶ月できっちり間に合わせた夫妻もすごい!


純粋豆乳
さて、まずは看板メニューの純粋豆乳から。
豆乳アイスは乳成分を含まないためか、普通のアイスよりも固く凍るようなので、程よい柔らかさになるまで少し冷凍庫から出しておいた方がいい。
冷蔵後に移動させてもいいかもしれない。
少し時間がかかるが、粘って我慢して待てば驚くほどに濃厚な味わいとなめらかな食感が味わえる。
絶対美味しくなるから頑張って待ちましょう。
濃厚なのにスッと身体に染みていくような大豆の風味。pureの名を冠するに相応しいその純粋さにハッとするほどだ。
使用している砂糖はきび砂糖。なるほどこのまろやかさはそこから来ているのか。豆乳ときび砂糖はこんなに相性がいいんだ。


ココナッツバニラ
次はココナッツバニラ味。
ココナッツの濃厚な風味と大豆の柔らかな味わいがマッチして、こっくりとまあるい感じの味。
どこまでも包み込むような優しく広い甘さが至福だ。
豆乳とココナッツミルク以外の原料はきび砂糖とアガベイヌリンと岩塩のみ。
アガベイヌリンとは多肉植物アガベから作られる甘味料のことで、アガベはテキーラの原料でもある。
こんなシンプルな原料でこんなにも濃厚なめらかなアイスクリームができるなんて驚きである。


ソイラテ
3つ目はソイラテ味
他のふたつと同様に甘味に使用しているのはきび砂糖。
コーヒーのいい香りときび砂糖の香ばしさがとても良く合う。
そしてなんといってもベースとなる豆乳の美味しさが効いている。
優しく染み込んでいくコーヒーと豆乳のコンビネーションが最高だ。

多くの人にハッピーアイスクリームを
MOONのアイスの特徴はなんといっても豆乳のおいしさ。
その大豆はMOONアイスが製造されている滋賀県で作られた、100%滋賀県産大豆だ。
認証マークだけに頼りすぎず、自分たちで直接確認するというこだわりだという。
原材料を見ると気になるのが岩塩。
優しい大豆の甘さを引き出すために、きび砂糖の量を減らし岩塩を使っているという。
なるほど!昔おばあちゃんとあんこを作っていた時に、塩を少し加えると甘みが際立つと教えてもらったのを思い出した。
もうひとつの特徴はMOONのアイスが動物性の材料を一切使っていないビーガン食品であるということだ。
最近はビーガンデザートも定着しつつあり、健康食品やビーガン食品=あまり美味しくなくて高い、というイメージは変化しつつある。
MOONのアイスもとてもなめらかで濃厚で美味しい。値段は1カップ390円でそこまで高級な値段ではない。
だが私が特に言いたいのは、MOONのアイスが近所で買えること!
私の知るいくつかのビーガンアイスは直営店のみでの販売が多く、自分の活動範囲が遠いと入手するのがなかなか難しかった。
またオンラインショップでは1個だけ買うことはできない。
一方MOONはスーパーやオーガニックショップでの小売販売もしているので、取り扱い店が近くにあれば1個から買えるし、取り扱い店舗数も多い。
そのため、乳アレルギーや高コレステロールの方など、普通のアイスを食べることができない人でも美味しいアイスクリームを楽しめる機会が格段に増えるのではないかと思うのだ。
MOONのwebサイトでは取り扱い店の検索ができるので、気になる人は是非チェックしてほしい。
(MOONの取り扱い店掲載ページはこちら)
アイスを食べてハッピーになれる人が増えるというのは、いちアイスファンとしてとても喜ばしいことだ。
MOONアイスデザート
- 住所
- 滋賀県長浜市余呉町今市344−1
- お問い合わせ
- 080-7711-5688
- webサイト
- https://moonfoodjapan.com
- オンラインショップ
- https://moonfoodjapan.com/shop/html/
