#52 HUSKY gelato(ハスキージェラート)つづき

ハスキージェラートのカップ

日本の農産物の魅力をジェラートでいただく

今回ご紹介するのは、前回に引き続き、HUSKY gelato(ハスキージェラート)のオンラインショップで購入した季節のジェラートセット
(前回の記事はこちら
ハスキージェラートは新潟県魚沼市に製造所があり、都内2ヶ所に店舗を持つお店で、旬の野菜やフルーツをたっぷり使い、日本全国のこだわり食材をジェラートにして美味しさとその魅力を発信している

前回食べたのはミルク、ラズベリー杏仁、白桃。
今回はトリプルベリー黒糖バナナしろいの梨の3つを食べてみよう。

ハスキージェラート トリプルベリー
トリプルベリー

トリプルベリー

トリプルベリーはその名の通り3種のベリーのジェラート。3種とはラズベリーブラックベリーいちご。いちごには佐賀県香月農園のさがほのかを使用している。

ベリー系フルーツの魅力である甘みと酸味のバランスが最高で、フレッシュな風味と心地よい酸味がさっぱりして爽やか美味しい
ベースになっているミルクのまろやかさが、ベリーとミルクの相性の良さを後押ししている。

ハスキージェラート 黒糖バナナ
黒糖バナナ
ハスキージェラート 黒糖バナナのシュガースポット
黒糖バナナのシュガースポット

黒糖バナナ

沖縄県産の黒糖を使用した黒糖バナナ
しっかり熟したバナナの濃い甘さに、黒糖の香ばしい香りがぴったり。

蓋を開けてすぐに見えた茶色の点は黒糖だった
中にも黒糖が斑点状に入っているのを見て、私はバナナのシュガースポットを思い出した。
シュガースポットとは、バナナが熟成すると皮に現れてくる茶色い点々のことで、糖度が増して甘くなっている目安となるものだ。
バナナジェラートの中の黒糖はまさにこのシュガースポット。もしこれが意図的な演出ならば、遊び心があって粋だな。

ジェラートの中で黒糖が混ざりきらずに斑点状に散らばっていることで、一口ごとに黒糖の濃淡が変化し、全体的には濃厚な味でありつつもくどくならず、最後まで飽きずに楽しめた。

さきほどのトリプルベリーとこの黒糖バナナ。同じフルーツでありながらそれぞれ全く違う魅力があり、食べ比べると面白美味しい。

ハスキージェラート しろいの梨
しろいの梨

しろいの梨

最後のフルーツは千葉県白井市橋本梨園の和梨を使用したしろいの梨

千葉県白井市は都心から約30kmに位置し、梨の収穫量全国1位の千葉県において、白井市は収穫量トップを誇っている。
こちらは、その白井ブランドの梨を使用したシャーベットだ。

ひとくち食べて感じたのはその瑞々しさ!
梨のフレッシュでジューシーな魅力が口の中いっぱいに広がる。
梨は瑞々しいが故に、濃厚さに欠けて味が薄くなりがちだが、このシャーベットは梨がその風味をしっかりと主張してくる。
それはフルーツらしい自然な甘さ。ナチュラルというよりもワイルドで荒々しさをも感じる甘さだ

ハスキージェラートのステッカー
ハスキージェラートのステッカー
ハスキージェラートの名前の由来は、新潟県魚沼市という雪国から全国へジェラートを届けるということから犬ぞりのイメージのあるハスキー犬を連想し、ハスキージェラートと名付けたのだそう。

ハスキーはお店の看板犬となっており、オンラインショップにはマグカップやTシャツなどのグッズも売られていてどれもかわいい。
今回購入したジェラートセットにはこのハスキー犬のステッカーがついてきて、これまたかわいい。

ハスキージェラートは日本の農産物の魅力を伝えるジェラート専門店
日本全国の旬のこだわり食材をたっぷり使ってジェラートにし、美味しさとその魅力を届けている。

日本は南北に長く伸びた地形のおかげで、実に多様な農産物を生み出している。
前回と今回いただいた6種のジェラートはそれぞれ違った美味しさで、食材の魅力が十分に味わえた。
そして、こんなにも多彩な大地の恵みを頂けるのはとても有り難いことだと改めて実感した。

HUSKY gelato

製造所
住所
新潟県魚沼市四日町153‐33
お問い合わせ
025-793-7801
営業時間
9:00~17:00
定休日
土曜、日曜、祝日
webサイト
http://huskygelato.com/
オンラインショップ
https://huskygelato.stores.jp/
ハスキージェラート 季節のジェラートセット